相談について

若者を狙う悪質商法

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異性からの電話でうきうき出かけたら・・・

アポイントメントセールス デート商法

販売目的を告げずに電話などで呼び出す

夢見る気分が一転して・・・

20歳になる前後から、見知らぬ異性からひんぱんに電話がかかるようになったという話をよく耳にします。
「○○君いますか?」と電話があり、出身校の同窓会を名乗られたために、ついアパートの連絡先を教えてしまい、後で何に利用されるのだろうと不安に思われる親ごさんからの相談が寄せられることもあります。
そのような電話の中には、今からご紹介するようなアポイントメントセールスでの勧誘が含まれていることが多くあります。

言葉巧みに異性に好意を抱かせ、恋愛感情を利用して勧誘

出会い系サイトで知り合った男性とメル友になり、メールを交わしているうちにどうしても会いたいと言われた。
職場を訪ねると、「宝飾品のデザインをしている。芸能人にも人気の品だが、あなたに売りたい」と購入を勧められアクセサリーを契約した。

「プレゼントがある」「いい話がある」などと、販売目的を隠して人の出入りしない事務所などへ呼び出し、勧誘することは、罰則を持って禁止されています。

デート商法では、異性への感情を利用しているため、クーリング・オフ期間内の解約の申出がむずかしく、「好意で買ってもらった」などと解約に応じず、解決が困難なケースが多くあります。

相手の真意を冷静に見極める目が大切です。

契約して困ったときは・・・
契約から8日以内なら、葉書を出して無条件解除
クーリング・オフ
8日間を過ぎてしまってもあきらめないで
販売方法に問題があれば、契約を取り消せる場合もあります。
特定商取引法 消費者契約法

使えなくなる商品券やギフト券などのお問い合わせ先

消費生活センターへの相談も急増

2010(平成22)年4月に「資金決済法」が施行されたことに伴い、使えなくなる商品券などが増えています。

商品券が使えなくなるという記事やニュースを見たが・・・・

「商品券が紙くずになってしまうという話を聞いた。手元の商品券のなかには有効期限が残っているものもある。それも無効になるのか?」
「払い戻しができるらしいが、手続きはどうしたらよいか教えてほしい。」

お手持ちの商品券を確認しましょう!

払戻し申出期間が終了していても、すぐに廃棄したりせずに、必ず発行者にお問い合わせください。

また、まだ有効期限が残っていたとしても、商品券の利用が終了している場合もありますのでご確認ください。

使えなくなる商品券やギフト券は金融庁や国民生活センターのホームページなどで確認できます。

国民生活センター「使えなくなる商品券やギフト券などのご確認を!」
金融庁「商品券(プリペイドカード)の払戻しについて」
消費者庁 ホームページ
国民生活センター「商品券・プリペイドカード・電子マネー等」


こんなときはどうしたら? と困ったら、消費生活センターへ相談してください!

自動車の契約キャンセルはいつまで?

中古車や新車を契約したが、「お金の都合がつかなくなった」「他の販売店も見たい」などの理由でキャンセルしたいという相談が寄せられています。

一週間前の契約だが解約できないと言われた。

1週間前に販売店で、サンルーフ付きの新車を契約した。他にいい車が見つかったので断ったら、「サンルーフの装備に着手しているからできない」と断られた。

手付金を払ったら・・・

5日前に中古車販売店で90万円の車を注文し、手付金6万円を支払った。もう少し考えようと思って解約を申し出ると、「キャンセルはできるが手付金は返せない」と言われた。



業界団体の(社)日本自動車販売協会連合会(自販連)や(社)日本中古自動車販売協会連合会(中販連)の標準約款では、契約の成立時期は、①自動車の登録が完了した日②注文で修理・改造・架装(装備)に着手した日③自動車が引き渡された日のいずれか早い日となっています。しかし、契約成立前でも販売店に既に生じている損害(車庫証明の実費など)は負担しなければなりません。

 事例1は、①〜③のいずれにも該当せず、契約は成立していないと考えられます。注文時に預けた代金は、中販連の注文書の特約では「申込証拠金」と考えられ、原則返還してもらうことができます。

 事例2は、サンルーフの取り付けは②の架装に該当せず、契約は成立していないと考えられます。しかし、車体に穴を開けるような装備は架装に該当し、契約の成立と見なされます。

 原則、キャンセルできるかどうかは、契約成立の有無が重要なポイントとなります。

●業界団体に加盟していない販売店の場合

 自販連や中販連に非加盟の販売店は、独自の基準を設けている場合があります。注文書に署名・押印する前に、必ず裏面の特約を確認しましょう。特約がなければ、注文書作成が契約成立となる場合がありますので注意しましょう。

 また、現車を確認することができない雑誌広告や通信販売などでの契約で、トラブルが数多く発生しています。単に価格が安いからという理由での安易な契約はやめましょう。

●車の契約は時間をかけて慎重に

 自動車は高額商品で、注文までに熟慮期間を要する取引として、訪問販売でもクーリング・オフ(無条件解除)はできません。車1台の契約は、さまざまな手続きを伴う重みのあるものです。色や値段で即決せず、時間をかけて慎重に選びましょう。


 信頼できる販売店かの判断には、業界団体に加盟していることも大きな目安となります。

困ったなと思ったら消費生活センターへご相談を!

数年後,別の業者から呼び出され

アポイントメントセールスの2次被害

20歳になったばかりの頃に被害にあった若者が、数年後再び被害にあう二次被害が増えています。 
サラ金の自動契約機へ連れて行かれ、退会手続費用と称して金銭をだまし取られ、その後業者と連絡が取れないという詐欺の被害もあります。 

以前の契約の情報がもれて、再び被害に

以前「旅行に安く行けるお得な話がある」と呼び出され、「会員になるには購入が必要」と言われて、ビデオセットを契約。
最近、別の業者から、「個人情報が漏れているので削除した方がいい」と喫茶店に呼び出され、「自分で削除するには400万円、弁護士だと80万円だが、当社に依頼すると50万円で済む」と説明された。「お金がない」と言うと、「今日じゃないとだめだ」とサラ金の無人契約機で50万円を借りさせられた。
その後プレゼントだと、ブレスレットと書面を渡されたが、よく見るとブレスレットの売買契約書だった。

「年会費が安くなる」「退会手続きが必要」「被害にあった人を救済している」などの口実で呼び出し、新たな契約を結ばせたり、金銭をだまし取る詐欺的手口による2次被害です。
商品の支払いが完了していれば、契約は終了しています。根拠のない説明をう呑みにせず、冷静に判断しましょう。

契約して困ったときは・・・
契約から8日以内なら、葉書を出して無条件解除
クーリング・オフ
8日間を過ぎてしまってもあきらめないで
販売方法に問題があれば、契約を取り消せる場合もあります。
特定商取引法 消費者契約法

街を歩いていると「お化粧をしてあげる」と声をかけられ・・・

キャッチセールス

「アンケートに答えて」「お肌の無料診断」などと声をかけ、誘い込む

「お化粧をしてあげる」と声をかけられ・・・・

繁華街を歩いていると、「お化粧をしてあげる」と声をかけられ、エステ店へ連れて行かれた。化粧前に脱毛エステの体験を勧められて、10回コースの脱毛エステを契約。
通っているうちに、美顔器や化粧品などを次々に勧められてさらに契約し、総額300万円となり、返済のためにサラ金から借入れをしている。

街中で声をかけられても、相手の目的が何なのかを冷静に見極め、軽々しくついて行くのは慎みましょう。
悪質な業者は、「このままでは肌がボロボロになる。」「将来シミになる」などと不安にさせたり、無料のお試しなどを勧めて、次々に契約させます。
販売目的を隠して、事務所など人の出入りしない場所へ誘い込むことは、罰則をもって禁止されています。

契約して困ったときは・・・
契約から8日以内なら、葉書を出して無条件解除
クーリング・オフ
8日間を過ぎてしまってもあきらめないで
販売方法に問題があれば、契約を取り消せる場合もあります。
特定商取引法 消費者契約法

「友達を誘えば紹介料が入り、もうかる」と言われ、高額な商品を契約

マルチ商法(連鎖販売取引)

 商品を購入したり、入会金などを支払って会員になり、「人を誘えば紹介料が入りもうかる」、「商品を売ればとマージンが入りもうかる」と誘う
  ネットワークビジネスとも呼ばれ、最近は携帯電話やインターネットで勧誘する例も多く、短期間に被害が広がりやすくなってきました。 


簡単にもうかるつもりが、サラ金から借金!?

友人に呼び出されて、「ひまな時間に健康食品を販売する副業がある。簡単にもうかる。でもまず自分で購入することが必要」と言われ、断りきれずに契約書にサインした。すぐに現金で商品代を全額払うようにと、消費者金融の無人契約機に連れて行かれた。知人を誘ってみたが、相手にされず、借金だけが残ってしまった。  

ゲームに興味があることをメール交換サイトに書いていたら・・・

ゲームに興味があることをメール交換サイトに書いていたら、「3Dのソフトを開発している者だ。」とメールが来た。「今度職場を見て欲しい。」と誘われ、駅で待ち合わせをした。連れて行かれたのは、レンタルホームページのマルチ組織の事務所だった。「人を誘えば、収入で支払える。」と言われ、小型パソコンとCD-ROM、総額50万円の契約をした。「取りあえず、30万円をサラ金から借りて払うように」と言われ、自動契約機に連れて行かれ、借りたお金をその場で渡した。しかしいつまでもサイトが開設されず、借金だけが残ってしまった。

サラ金から借入れをさせることは、若者の知識不足につけみ、不相応な支出を強いるやり方で、法律に違反。
 
「いいアルバイトがある」と勧誘目的を告げずに誘ったり、事業内容や利益を得る仕組みを正確に伝えなかったり、実際は収入を得るのはたいへんなのに、簡単に収入が得られると説明することは法律に違反。 

簡単にもうかるという話には落とし穴があります。無理に誘うと、友達を失くすことにも・・・
素人が、にわか商人になるわけですから、紙の上の計算のようにはうまくいきません。先行投資をしているので、『出資したお金を取り戻そう』と無理に勧誘して、人間関係を壊してしまう恐れがあります。結局は友人を失い、多量の在庫と多額の借金を抱え込んでしまうことになってしまいます。

入会し、ひとたび人を誘うと、一般の消費者ではなくなり組織の一員として法律の規制を受ける立場になってしまいます。

きっぱりと断りましょう!

契約して困ったときは・・・
契約書を受け取った日か、商品を受け取った日か、いずれか遅い方の日を含めて20日以内なら、葉書を出して無条件解除できます。
 クーリング・オフ

クーリング・オフ期間(20日間)が過ぎてしまっても・・・
入会後1年以内に退会する場合は、引渡しを受けてから90日以内の、再販売をしていない未使用商品は、違約金10%以内で返品できます。

販売方法に問題があれば、契約を取り消せる場合もあります。
特定商取引法 消費者契約法

その商品、模倣品かも…!?         

今や、インターネットは私たちの暮らしと切り離すことができなくなっています。それに伴い、インターネットでの通信販売の相談も増え、特に、海外から購入した商品のトラブルなどの相談が多く寄せられています。

インターネットでバッグを購入したら・・・

前から欲しかったブランドの財布が安くなっていたので、インターネット通販で注文した。サイトに表記されている日本語は少し不自然だったが、代金を振り込んだ。その後、国際郵便で財布が届いたので箱を開けると、色もデザインもサイトに掲載されていた写真とは違い粗雑だった。「商品が違うので交換してほしい」とメールをしたが連絡がない。

インターネットでの取り引きは、相手が見えないので注意が必要です。
日本語で表記されているので、海外事業者の運営サイトだとは気が付かず、利用してしまうケースも多くあります。連絡方法がメールだけで、事業者の名前や所在地、電話番号などの情報が記載されていないサイトは危険です。ブランド品などで、極端に値引きしている商品は、 模倣品の可能性があり、模倣品の輸入は法律違反に問われることもあります。

 海外ショッピングでは、言葉の問題や習慣の違いなどで、解決が困難なケースが多く報告されています。



●注意点

▽メールでのやり取りだけでなく、電話で実在の会社であるかを確認する

▽不自然な日本語や、連絡が取れない業者には注文しない

▽振込先が個人名や外国人名の場合は、特に注意する。



困ったなと思ったら消費生活センターへご相談を!

「換気扇の無料点検」との訪問に気をつけて!

「無料点検に伺いました」と、いかにも換気扇の点検のために訪問したと思わせて家に上がりこみ、結局は換気扇フィルターなどを契約させる『点検商法』に、注意してください。

無料点検のはずが、フィルターの契約!?

「換気扇の無料点検と掃除の仕方の説明に来ました。」と業者が訪問してきた。家を建ててもらった建築業者だと思い込んで、台所に案内した。
点検と掃除方法の説明の後、「隣の人も買った」と換気扇フィルターをしつこく勧められ、怖くなって50枚のフィルターを3万円で購入した。こんなにたくさんのフィルターはいらないので解約したい。

訪問販売で3日前に交わした契約でしたので、クーリング・オフ通知の葉書を販売会社宛に出し、無事解約することができました。 
「無料」のうたい文句の陰には、高額な商品やサービスの勧誘が隠れていることが多くあります。
ドア越しやインターフォンで、『会社名』や『訪問の目的』などを慎重に確認し、必要がない場合は、きちんと断り、曖昧なまま相手を家に上げることは慎みましょう。

契約して困ったときは・・・
契約から8日以内なら、葉書を出して無条件解除
 クーリング・オフ
8日間を過ぎてしまってもあきらめないで
販売方法に問題があれば、契約を取り消せる場合もあります。
 特商法 消費者契約法

まるで個人情報を入手したかのようなワンクリック請求が急増!

消費生活センターに寄せられる相談の中で、パソコンや携帯電話のサイト画面を一度クリックしただけで請求画面になる「ワンクリック請求」に関する相談が後を絶ちません。

携帯電話のインターネットでアダルトサイトを見つけ、動画をクリックすると・・

すると「ご入会ありがとうございました。あなたの個体識別番号(*1)を登録しました。利用料金は9万円です」と表示された。

 驚いて前のページに戻ると、画面の一番下に利用規約があり、「利用料金9万円」という記載があった。支払わなければいけないのか?

事業者は、申込者がインターネットの申込内容を容易に確認・訂正できる画面を設定する必要があります。

 相談事例では、その画面が設定されていないため、契約は成立していないことになります。相談者には"「支払う義務はないので無視するように」と助言しました。



①安易にクリックしないようにしましょう。

 最近は、アダルトサイトだけでなく占いサイトや芸能人情報サイト、ゲームサイトなど、さまざまなサイトからアダルトサイトにつながることがあり、トラブルに巻き込まれる事例も増えています。

②業者に言われるまま支払ってはいけません。

 一度利用料金や退会金を支払ってしまうと、それ以降もいろいろな理由を言って利用料金を請求される可能性があります。

③慌てて業者に連絡することは避けましょう。

 個体識別番号から個人情報が伝わることはありません。電話やメールで業者へ連絡をすることで個人情報を業者に知らせることになります。

 トラブルに巻き込まれた場合は、サイト名や連絡先、請求画面などを保存し、消費生活センターへ相談してください。



(*1)携帯の機種や会社を識別するもので、利用者個人を識別できるものではありません

困ったなと思ったら消費生活センターへご相談を!

インターネットで購入した中古車に不具合が!

中古車や車の部品をインターネットで購入したが、その後、トラブルになったという相談が増えています。

ネットで中古車を購入したが・・・

インターネットで「保証付き」の中古車を購入したが、1週間後にエンジンの調子がおかしくなった。事前に品質や性能についてメールで何度もやり取りをして、気になる箇所を確認したが、エンジンは問題ないとの返事だった。

中古車は、1台ごとに品質や状態が異なります。新車とは全く違う商品特性を持っています。

 保証付きの車でも、特別な約束をしていない限り、故障した車の無償引き取りを要求するのは難しく、購入者が販売元に持ち込んで、保証修理を受けることになります。 
インターネットで購入した場合、遠隔地や現物・現状渡し(保証なし)を前提としている場合が多く、不具合が見つかったときの修理対応でトラブルになるケースがあります。

 インターネットで車や車の部品などを購入するときは、画面やメール交換の情報だけで商品の品質や機能の良しあしを判断しなければならず場合によっては、大きなリスクを伴うという認識が必要です。

購入後のトラブルを防ぐために!


▽可能な限り、実際の車両を確認しましょう

▽販売者の信頼性や保証制度の有無を確認しましょう

▽疑問に思うことは納得するまで質問し、書面化しましょう

▽法令上のクーリングオフは適用されません。契約は慎重にしましょう

困ったなと思ったら消費生活センターへご相談を!

携帯電話の「名義貸し」は法律違反です!絶対にやめましょう

携帯電話の「名義貸し(*1)」の背景には、「振り込め詐欺」やオークションなどでの「人気携帯電話機種の格安販売」などがあります。安易な「名義貸し」は、知らないうちに法律違反(携帯電話不正利用防止法)になる場合もあるので注意が必要です。

(*1)第三者が、商品の購入や借金などを申し込むとき、その人の代わりに名前を貸して契約をすること

友人から楽なバイトがあると誘われ・・・

友人から「携帯電話を契約するだけでお金をもらえる、楽なアルバイトがある」と誘われた。「料金の負担もなく、迷惑も一切かけない」との説明だが大丈夫だろうか。

●「名義貸し」でも携帯電話会社と契約が成立している限り、契約名義人宛てに料金が請求されます


▽「迷惑をかけない」という口約束だけを信じ、安易に「名義貸し」をすると、法律上の全責任を負うことになります。利用料金は、あくまでも契約名義人に請求されます

▽短期間で解約する場合、複数年契約を継続することで、割引になる料金プランを設定していれば、解約料が発生します。割賦販売で購入した場合は、割賦代金を一括で支払わなければなりません。解約するにもお金が掛かります


●運転免許証、学生証、健康保険証などの写しを、安易に他人に渡さないようにしましょう。個人情報を他人に漏らすと、悪用されることも考えられるので注意が必要です

携帯電話不正利用防止法

▽携帯電話を第三者に譲渡するときは(親族を除く)、あらかじめ、携帯電話事業者の承諾が必要です。承諾を得ずに有償で譲渡すると、処罰されます。勧誘や広告行為も同様に処罰されます

▽迷惑メールの送信などに利用されていれば、違法行為に加担しているとみなされ、法的責任が生じる場合もあります

困ったなと思ったら消費生活センターへご相談を!

スマートフォンの滞納でブラックリストに!あなたの信用情報は大丈夫?

スマートフォンの普及で、携帯電話は幅広い年齢層で利用されるようになりました。それに伴い、次の事例のようなトラブルの相談が多く寄せられるようになりました。

スマートフォンを購入したが・・・

大学2年生の春、アルバイト代で新型スマートフォンを手に入れた。月々の使用料とは別に端末機器代を2年間の分割払いにした。1年後に滞納したが卒業までに契約分は完済した。社会人になり、車のローンを組もうとしたら審査に通らない。おかしい。

スマートフォンの契約は、月々の使用料だけではなく、端末機器代を含む支払いプランなので、滞納すると「分割払いで買ったのに払えない人」という扱いになります。

滞納すると、指定信用情報機関(CIC)に「異動情報」(ブラックリスト)登録されます。
一度登録されると、完済しても滞納した時から5年間は記録が残ります。
記録が消えるまでは信用審査が通りにくく、高額品の分割払い購入は難しくなります。

相談者の車のローンが通らないのは「異動情報」登録がされているためだと思われます。相談者に情報開示(信用情報確認)をするようアドバイスしました。

スマートフォンなどの商品を分割払いで契約すると、取引内容や支払状況が「信用情報」に登録されます。
「あの時滞納したから」と気が付いても取り返しがつきません。
登録が消えるまでは、クレジットカードが使えないなど暮らしが制約されます。

特に、未成年者は契約する前に、滞納しないことを条件に、親子でしっかり話し合うことが大切です。

指定信用情報機関(CIC)ホームページで確認するか、☎0570(666)414に問い合わせを

困ったなと思ったら消費生活センターへご相談を!

スマートフォンをなくしてしまったら?

スマートフォン(スマホ)には、友人の連絡先、写真、メール、クレジットカード番号(決済情報)などが入っていて「個人情報の固まり」です。スマホを使用しないときは画面ロックを心がけ、職場や学校、公共の場など、不用意に他人の目の届くところに放置しないようにしましょう。

スマホを紛失中に不正利用されて・・・

スマホを紛失中に、誰かに不正利用されてしまった。通信料金8万円を請求されている。

スマホを紛失中に有料サイトに接続されて・・・

10日前、スマホを紛失した。見つかったとき、アダルトサイトが表示されていて、9万円の請求画面が表示されていた。他人が使用したのに、登録料を支払わなければいけないか。

事例1の場合
不正利用されたことを警察に届けましょう。請求先に経緯書を簡易書留で送ることも重要です。その後、センターから調査依頼をし、請求の取り下げ交渉をしました。

事例2の場合
これは、ワンクリック請求詐欺に多い登録料の不当請求だと思われます。他人がアダルトサイトにワンクリックしたとしても詐欺なので、相談者に支払う義務はありません。請求先に電話やメールを絶対しないことが大切です。請求画面を削除することで解消できます。

なくしてしまったことに気が付いたら…

▽まずは自分のスマホに電話を掛けてみましょう
▽不正利用を防ぐため、携帯電話会社に通信の利用一時停止の申し出をしましょう
▽「なくした」と思った場所の近くの警察署へ届け出る、駅やスーパーの中での紛失なら、そこへ直接問い合わせるなども有効です

*携帯電話会社によっては、スマホの紛失・盗難時に、端末の遠隔ロックサービスの提供をしたり、GPS機能を使ってスマホの位置情報を検索したりするサービスを提供している場合があります。事前に確認しておきましょう


こんなときはどうしたら? と困ったら、消費生活センターへ相談してください!

若者にも多い消費者トラブル

消費生活センターには、若者からの相談も多く寄せられています。
若者は、一般的に社会経験が浅く信じやすいので、高額な契約をするときや、不審な勧誘を受けたときなどは、友人や家族、周りの人に相談するよう心掛けましょう。

[事例1]エステサービスの長期契約をしたところ・・・

街で呼び止められアンケートに答え、脱毛エステの無料体験を受けた。
その後、店の人から「レーザー脱毛を何回か受けたら完全に毛が除去できる」と説明されたので、1年間12回のコース契約をした。代金30万円は、3年間分割のクレジット払いにした。施術を3回受け、4回目を受けようとしたら、エステ店が倒産してしまった。まだ完全に脱毛できていないのに、クレジットの支払いだけが残り困っている。

[事例2]間違いメールに返信したら多額のポイントを買わせられる結果に・・・

私のスマートフォンに、間違いメールが届いた。間違いを知らせる返信メールを送ると、相手の女性からお礼のメールが届き「これを機に、私の話し相手になってくれたら、500万円のお礼をします」と言われた。別のサイトに誘導されメールのやり取りを始めたが、そのときに多額のポイントを買わされた。電子マネーとクレジットカード決済で50万円以上払っているが、いつまで経っても謝礼がもらえない。

事例1の場合
エステサービスなどの役務契約は、受けてみないと良し悪しが分かりません。長期の契約をすると、事例のようなトラブルに遭う危険があるので注意しましょう。
事例の場合は、クレジット会社に、今後の支払いを止める申し入れをしました。


事例2の場合
これは、サクラサイト商法と呼ばれるものです。最初に届いた間違いメールは、実は間違いではなく不特定多数の人に意図的に送信された詐欺のメールです。相手の狙いは、返信してきた人を出会い系サイトに誘導しポイントを買わせることなので、不審なメールには絶対に返信をしないよう注意してください。

こんなときはどうしたら? と困ったら、消費生活センターへ相談してください!

インターネットでの旅行の契約は慎重に!

知っておきたいトラブル回避のポイント

 パソコンやスマートフォンで手軽に旅行予約サイトを利用し、航空券やホテルを選ぶ人が増えています。しかし、インターネットでの旅行の契約は、店舗の契約と異なり、予約内容(日程、部屋のタイプなど)や契約条件(キャンセル料など)をよく確認しておかないと、思っていた予約内容と違っていたり、高額なキャンセル料を請求されるなど思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。

事例1

海外旅行サイトでホテルの部屋をAタイプで予約したつもりが、予約確認メールを見るとBタイプになっていた。画面の表示が見づらく、別のタイプになっていることに気付かなかった。業者に変更を申し出たが、できないと言われ困っている。(30歳代・男性)

事例2

 国内サイトで、半年後に海外旅行に行くための航空券を申し込み、クレジットカードで
30万円を決済した。翌日、やはり別の便に変更をしようと思ったが、利用規約に「取り消しをするには代金の50%が発生する」と記載されていた。契約してから1日しかたっておらず
納得がいかない。(40歳代・女性)

ほかにも…

ほかにも「旅行サイトから予約確認メールが届いたにもかかわらず、現地に行ったら予約が取れていなかった」、「旅行サイトで航空券の申し込み中に『エラー』表示になり予約確認メールも届かなかったので、直接航空会社のサイトから予約をしたら、二重予約になっていた」などのトラブルも起きています。また、「海外旅行の申し込み後に代金を支払ったが、渡航前に旅行会社が倒産してしまった」などの相談もあるので注意が必要です。

こんなときはどうしたら? と困ったら、消費生活センターへ相談してください!